先日転職して、新しい会社で働いてから1ヶ月が経ちました。
タイトルにあるように、年収は1.5倍になり、2年前のカナダでプログラマーとして働き始めた時の年収から言うと、2.5倍ほどになりました。
このあたりの年収アップのスピードの勢いは、やはり北米IT業界恐るべしといった感じです。
転職の背景
ある日、LinkedInでこんな投稿を見ました。
どちらかの1つでもまぁOK。
ただ、どちらも満足できていない場合は、新しい機会を探すべき。
この投稿を見て、「あぁ、これは転職しないといけないな」と感じました。
その時は、約1年半その会社で働いて、多くの業務に慣れが出始めた頃でした。
明らかに1年目と比べると、毎日新しい事を学んでいるという感がなく、少しマンネリ化してきていました。
年収についても、最初と比べるとかなり上げてくれましたが、昇格のタイミングで給料を大幅に上げてくれると思いきや、年末まで待ってという事だったので、少し不満がありました。
と言う事で、「年収アップ」と「もっとチャレンジングな環境」を求めて転職活動開始。
実際の転職活動
ブートキャンプを卒業して、職探しをしていた頃、よくこんなことを言われました。
結論から言うと、そんな事はない。
インターメディエートポジションは、そのポジションなりの難しさがあります。
僕の場合、最初はざっくりfull stack developerのポジションを受けていましたが、Rubyを使った会社に絞ってからは、ほとんど最後のフェーズまで行くことが出来ました。
しかし、何と言っても、面接プロセスがジュニアポジションと比べて長い。
ある会社では、4時間ぶっ続けで面接ということもありました。
かなり体力使うので、1ヶ月に1社ずつのスピードで応募していました。
2月から1月に1社のペースで、面接をして、毎月最後の最後で落ちるという経験を5月まで繰り返していました。
結局最後は、面接慣れもして、何社か同時に面接することができたので、6月は同時に4社と面接をして、そのうちの1社に決まりました。
転職してみて
どの面接でも年収の話になるわけですが、今回は基本的にこちらから希望額を言わずに、向こうが設定している予算を聞くことにしました。
そこでわかったのは、同じインタメディエートポジションで、同じような職務内容でも会社が想定している予算は大きく異なることです。
一番低い会社と一番高い会社では、日本円にして約400万円ほど違いました。
Indeedさんによると、バンクーバーのFull Satck Developerの平均年収は$92,345ということ。
その額を参考にすると、大体$80,000 ~ $120,000くらいの差があるという感じです。
こう見るとやっぱり差はでかい。
結局、
- その会社の規模やタイミング(勢い)によって年収は大きく異なる。
- 必ずしもこのスキルレベルだからこの金額というわけでもない。
と言うことを学びました。
20代で年収3,000万円のアメリカ人の話
最近、アメリカの会社で働く、経験5年くらいのソフトウェアエンジニアが3千万くらいの年収と知って、とんでもなく驚かされました。
(彼は中古の安いゴルフクラブを見つけて、とても喜んでいたのを知っているので、「そんだけ稼いでいても、あんなに喜べるのか」とそっちに衝撃を受けました)
確かに普段話していて、頭がいいと感じますが、今まで働いてきたシニアエンジニア達と比べて、とんでもなくスキルレベルが離れているかと言われれば多分そんなことはないと思います(多分)。
彼は、アメリカに本社がある会社で、勢いあるAI関連の会社で働いているので、そのような年収になっているのだと思います。
結局、どこで、どういう業界で働いているということが、自分のスキルより年収に与える影響は大きいのかなと。
まとめ
という事で、カナダで働く上で、常に転職に対してオープンでいるべきだなと感じました。
どういうチャンスがどこにあるかはわからないので、いつでもチャンスを掴めるように、準備をする事が大切になりそうです。
また、カナダで働いていると、周りの人も本当によく転職します。
という事で、仲良くなったメンバーもどんどん離れていくので、居心地がいいと感じるチームでも一気に雰囲気が変わるケースもあります。
そんな時も、準備ができていれば、新しい環境に移ることができるので、準備はしておいて損はなさそうです。
そんな感じで、転職の話でした。
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