ジュニアフルスタックウェブデベロッパー(長々しい)として働き始めて1ヶ月ちょっとが経ちました。
就活中には就活中のストレスがありましたが、いざ働き始めると、ついていくので必死で怒涛の1ヶ月でした。
働き始めた会社は、超テック企業ではありませんが、ウェブを通してサービスを行っている会社なので、多岐に渡るタスクが舞い降りてきます。
この1ヶ月で、
- サーバーのアップデートの小さなタスク
- データベースにアクセスしてデータ一括更新するみたいなやつ
- Vueの小さなコンポーネント作成
- CSSのアップデート
などなど多種多様な業務を行いました。
やってることはまだまだ小さなアップデートばかりですが、フルスタックってこういう感じかと興奮しています。
1ヶ月だけで、直近1年の家でのプログラミング学習と同じくらいの学びがあったような気がします。
同時に、この1年間の独学はなんか方向性がずれていたなと感じました。
ということで何がずれていたのかまとめていきます。
プログラミング独学のむずかしさ
モチベーション維持のため、成果に走ってしまう
独学の一番の難しいところは、モチベーションの維持かなと思います。
そんな時に考えるのが、成果物を作り続けてモチベーションを維持するということです。
幸いなことにYoutubeには、1,2時間で簡単なウェブアプリを作れる動画がたくさんあります。
実際に僕はこれで毎日小さなウェブアプリを作って、達成感に浸っていました。
ただ働き始めて気付いたことは、1からなにかを作る力より、
「既存のコードから何が起きているのかをしっかり理解できる力」が求められているということです。
面接でも、MVCやREST APIをよく聞かれるのは、こういう背景があるからかと今更気付きました。
小手先のスキルより、このウェブアプリがどのように動いているのか理解できて、言葉で説明できる力が必要ということですね。おそらく。
なぜそうなるのかに焦点を当てる
Youtubeの簡単アプリ作成チュートリアルは確かに満足感を得られます。
ただ、大体のチュートリアルでは、簡単にアプリが作れるフレームワークを使うので、そもそもなぜこういう動きになるのかという説明が省かれている場合が多いです。
実際の業務でバグの修正を行う場合は、なぜこのような動きになっているのか理解できなければいけません。
また、同僚にコードレビューをしてもらうと、ちょっとこれだと効率悪いから、書き方変えようみたいな指摘を受けることが多いです。
業務で必要な力は、フレームワークを使いこなすスキルより、そもそものプログラミング言語の性質を理解していることなのかなと思います。
こういう勉強はとにかく根気が必要です。
僕も「そもそもJavaScriptとは」みたいなUdemyの動画で何度も心が折れましたが、何周もやってようやく理解し始めたものがあります。
これは今になってやってよかったかなと思います。
なかなか根気が必要なので、おすすめ!というわけでもないですが参考までに。
JavaScript: The Advanced Concepts
また業務ではRubyも使うので、これ(プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで)を何度も読んでいます。
この本は、Rubyのclassやmoduleなど、Railsのような便利フレームワークを使い始めるとよく理解しないまま使ってしまう部分について、細かく説明してくれます。
こういった、フレームワークを使う上で必須の、そもそもの言語の特徴についてしっかりと理解できる本は一冊手元に持っておくとよさそうです。
結局、地道な継続が必要ということですね。
働き始めるのが一番
Youtubeをみると、「とにかくジュニアデベロッパーは、家で勉強するより働き始めるのが一番!」みたいなことを、どの人も言います。
働けるなら働くわ!と思って聞き流してましたが、最もなことを仰られていることに気付きました。
実際にプロジェクトに携わることが一番の学びになると思います。
まぁただ、働き口を見つけるのは難しいです。
世の中には、複数人のプロジェクトに参加できるサービスとかあるようなので(よく知らないのでなんとも言えませんが)、そういうサービスを使うのもありかなと思います。
最初はビビりますが、周りが優秀であればあるほど、学びは多いです。
これも働き始めて感じました。
ということで、この一年の独学反省会でした。
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