カナダで失業保険を貰う。の巻

カナダ生活

3月中旬、僕は29歳となりました。
そんな20代最後の年は失業保険の手続きと共に幕を開けました。

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一時解雇に至った背景

こちらカナダでも、コロナの影響が出始めて3月中旬の数日の間に状況が一変しました。

働いていた会社も間接的に影響を受け、僕自身も一時解雇という形に。

そもそもコロナ関係なく、ボスからは「そろそろ資金切れしそうだ」という話をされていたんですが、彼は全く気にする様子なし。
当然、ボスが気にしないなら僕も気にしません。

そこまで楽観的だったのは1つ理由があります。
それは、アメリカのユニコーン企業から買収という話が挙がっていたからです。

秋から何度かボスがミーティングを行っていて、遂に3月の初めに向こうの会社のCEOと最後のミーティングがありました。

2月頃からはこのミーティングの準備が業務のほとんどを占めるくらい入念な準備を行いました。
その甲斐もあって、どうやらものすごい高評価を頂いたようです。

そんなこともあり、頭は完璧に買収される前提で
「ユニコーンカンパニーのメンバーになるってどんな感じなんだろな」とか
「もしアメリカのオフィスで働くことになったらどうしようか」とか
「イケてる会社の社員になったら、僕のマインドもイケイケになるのだろか」とか完璧に浮き足立っていました。

そんな感じで程よく調子に乗っていたら、アメリカでもコロナの影響が出始めて、買収の話も先送りになりました。

人生は、そこまで甘くありません。

当初は一時解雇ということで、「あぁ、一時的なものか」と正直しっくりきませんでしたが、
今のアメリカの様子を見ていると、シンプルに解雇と考えた方がよさそうです。

カナダですら夏までに収束したいと言っているので、アメリカはもっと時間がかかるのではと思います。

カナダの失業者への対応

会社都合の退職ということで、当面の間、給料の半分をもらえるEI(失業保険)の手続きを行いました。

「失業保険の手続き」という響きによって、とんでもなくめんどくさいものを想定させられましたが、指定のウェブフォームに必要事項を入力するだけで終了しました。
20分くらいで完了したので、「あら、こんな感じでいいのか」と逆に不安になったくらいです。

僕が解雇されたタイミングでは、そこまで周りに解雇された人はいませんでしたが、時間が経つにつれてコロナの影響で、友人の中にも解雇されたという人が増えてきました。

現在カナダでは、通常の失業保険とは別に、コロナウイルスの影響で職を失った人などを対象に$2000が4ヶ月間支給されることになっています。

当面の生活は国が保証するから、とにかくウイルスを広げないようにしようという事なんだと思います。

こういった手当のおかげで当分はお金がなくなってしまう心配はしなくて済みそうです。

ありがとうカナダ。
その分、普段多めに税金を払っているということなのでしょうか?

あとは、ちょうど最近自分のお金の使い方などの見直しをしていて、緊急用の貯金も作っていたので、「おぉ、こいつの出番が来るのか!?」と少しワクワクしています。

Millennial MoneyというシリーズをYoutubeで見始めたことがきっかけだったのですが、
同世代の方が結構みんなエマージェンシー用の貯金というのを作っていて、それ以外を投資に回しにいることがわかったんですね。だから僕もその通りにやって初めてみました。

Living On $50K A Year In Brooklyn | Millennial Money

「エマージェンシー貯金ってどんな時に使うんだよ。」と思ってたんですが、早速そのエマージェンシーがやってきました。
こういう時に安心材料があるのはいいなと実戦で学ぶことができたので、よかったです。

解雇となった心境

人生初の解雇(コンビニのバイトの初日に、これは僕には無理だと感じて逃げたのは解雇とカウントしません)となったわけですが、状況が状況なだけに、そこまでショックはありませんでした。

よくよく考えると、生活に必要な最低限のお金をもらいながら、自分のしたいことができる機会なんて今までなかったなと思います。
どうせ家にいないといけないので、自分自身に時間をかけるチャンスが来たのではと感じています。

ポートフォリオをいっちょまえにしたいし、今まで騙し騙しやって来た部分をこれを機にしっかり理解できたらと思います。

あと僕には「30歳になるまでに英語とフランス語を卒なく話せるようになる」という野望があるので、フランス語の勉強もしたいと思います。

「卒なく」というのは、普通にその辺の人と会話ができて、欲を言えば、少しジョークが言えるくらい。

まぁ勉強といっても、話せりゃいいという考えなので、ポッドキャストを聴きまくっています。
Inner Frenchというチャンネルがオススメです。フランス語のポッドキャストがこのブログにどのくらい需要があるかは知りませんが。

妻も1日中家で仕事しているので、最近はとにかく無駄にフランス語で話しかけています。多分そろそろ嫌がられます。
僕のフランス語能力は6歳児くらいのレベルなので、妻は「子供を持つってこんなめんどくさいんだ」というのを感じ始めているかと思います。

あと、面白い点は、妻が普段どんな仕事をしているのか観察できることです。
正直言って、今まで仕事の話をされても、あまり興味が湧きませんでしたが、少しずつ理解できてきて、興味も湧いて来ました。

近くで散々ビデオ会議をしているので、妻の同僚の名前も覚え始めました。
事態が収束して、ホームパーティーなどが開かれた際は、全員の名前を言い当てるゲームでもできるんじゃないかなと思います。

カナダのコロナ状況

外出自粛となってから3週間が終了します。
基本的に外に出るのは、早朝の散歩と週に一度スーパーに行く時くらいです。

幸い家から5分くらい歩くと人の気配が全くない森があるので、そこでヘトヘトになるまで散歩をしています。
出会うのはリスとカモくらいです。リスとカモと私。です。

forest

あとは家でこれでもかってほどスクワットをしています。
多分コロナが収束するころには、太ももがモーリス・グリーン並みになっているのではないかと心配しています。

それ以外には、医療従事者に感謝を伝えるという意味で、毎晩7時にバルコニーからみんな一斉に拍手をします。

近所のアパートから一斉に人が出てきて拍手をする光景は、感動的です。

これを機に、街の一体感が出ている気がします。
どうにかみんなで乗り越えよう的な。

個人的にも
「今まで甘い人生を送ってきたお前にはただじゃ30歳にさせないぞ」というの神様の声が聞こえています。
これを機に心身共に大きくなって神様も納得の30歳になってやろうと思う所存でございます。

カナダ生活
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そうだ、カナダに住もう

コメント

  1. 畑中洋行 より:

    Kotaさん、畑中です。一時解雇、失業保険申請と大変な状況かと思いますが、ポジティブに考えるとこれらは後々大きな経験にもなり得ると思っています。私も陰ながら応援しております。くれぐれも安全第一でお過ごし下さい。

    日本ではそろそろ布マスクが2枚届く見込みです。楽しみです。

    • Kota Kota より:

      畑中さん
      ありがとうございます。
      そうですね、なかなか出来ない貴重な体験だと思うので、ポジティブに捉えられればと思っています。
      いつ終息するのかわからない状況ですが、どうにか二枚の布マスクで凌いで下さい。そしてまたビールを回せればと思います。
      ご自愛ください。

  2. うきおじさん より:

    それ以外には、医療従事者に感謝を伝えるという意味で、毎晩7時にバルコニーからみんな一斉に拍手をします。
    これめっちゃいい

    その瞬間に全裸で出て祝福されてる気分味わいたい