昨年末から、たまに転職活動をしています。
理由は2つ。
1. もっとガツガツコードを書く仕事をしたい(現職はたまにコード書くけど、資料作りとかの業務も多い)
2. 自分のスキルがどのくらい評価されるのか知りたい
特に、1人で学習を続けていると、この勉強の仕方で合っているのかと不安になる事があるので、それを確かめる意味合いでもあります。
当然受かったら嬉しいなという気持ちもあります。
結果からいうと、軒並み落ちまくっています。
いいとこまで行くこともありますが、軒並み落ちまくっています。
精神的なダメージはというと、そりゃ無いと言うと嘘になります。
どのくらいのダメージかというと、
いつもはジャックジョンソンを聞いて料理しているのが、メタリカに変わるくらいです。
そのくらいの精神ダメージです。
ただ同時に、自分のスキルを確認するという面では、かなり効果を発揮しています。
リードエンジニアからアドバイスをもらえる
テストを受けて、オンサイト面接までたどり着くと、大体その部門のトップもしくはリーダー的な人と面接を行うこととなります。
そこでは、テストで書いたコードをベースに技術的な知識に焦点を当てた質問がされます。
- どんな意図があってこのコードを書いたのか
- 他にもっと効率のいい処理の仕方はないか
- もしこういうケースが起きたらエラーは起きないか
などなど、汗びっしょりになる質問ばかりされます。
こういった質問を通して、パフォーマンスのことを全く意識していなかった事を知る事が出来ました。
そして、JavaScriptで言うと、そもそもAsyncの事とかClosureについて理解が足りていない事もわかりました。
めちゃくちゃ汗かいて、ちゃんと答えられなくてへこんだものの、今の自分の足りないところがわかってよかったなと思います。
面接してくれる人も、こういう僕の足りない部分についてアドバイスをくれたりします。
自分のコードをここまでズタズタにしてアドバイスをもらえる機会が今の僕にはないので、貴重なお時間でした。
ブートキャンプだけじゃ足りないのか
本題に入ります。
3ヶ月のブートキャンプで、プログラマーになるぜ!とイキってた若かりし頃の僕へ。
「無理です。もっと時間かけてちゃんと基礎から勉強して下さい。」
と伝えたいです。
プログラマー向けのPodcastを聞いても、ブートキャンプの話題はよく出てきます。
ブートキャンプ自体はよく出来ていて、いいプログラムだと思います。
ただ、そもそもブートキャンプに来る人も、割とCSの学位を持ってたりします。
しっかりとコンピューターサイエンスの基礎を知っていて、さらにそこからWebに特化した仕事がしたいという思いで、一念発起してブートキャンプに来たりする人が多いです。
そこにノコノコと、「素人ですが根性で3ヶ月乗り切ります!」って奴が来ても、勝手にやって下さいとなるわけです。
そもそも3ヶ月でどうこうって考えてる事自体がおかしな話な気がします。
3ヶ月という短期戦として考えるのではなくて、コツコツと時間をかけて深く学習する必要がありそうです。
そしてその方が、やっていて楽しいかなとも思います。
どうしてこのコードはこういう動きをするのかというのを、しっかり理解出来ます。
そんな事もあって、ハーバードのCS50をはじめて、今はUdemyでデータストラクチャーの勉強をしています。
この先ずっと勉強する必要があると思うし、どこかで「これで完璧だ!」となるわけでもなさそうです。
そんなことを思いました。
今宵は竹原ピストルさんが沁みます。
「何もやってねぇで、やってらんねぇはねぇだろ」と
コメント
Kotaさん、少しご無沙汰しております。日本では新コロナウイルスが猛威を振るっており、先週より自宅勤務をしています。プログラミングとは大変厳しい道のりですね。私も最近ネイティブアプリ作りにチャレンジしてみたいと思っていたのですが、今回のブログを見てテンションが下がってしまいました。とりあえず、コロナウイルス問題が解決してから始めようと思います。一日中家にいるとどんどん意志が弱くなります。
Kotaさんもお身体に気をつけて頑張ってくださいね。
畑中さん
少しご無沙汰しております。
モチベーションを下げてしまってすみません。矛盾してしまうようですが、何か作りたいものがある場合、そこに向かって作ることは意外とシンプルだったりする気がします。
ただ会社に入ろうとすると、色々深く聞かれてその勉強の道のりは長いなと感じた次第です。
僕も何か作って、もっと楽しまないとなと、畑中さんのコメントを読み考えさせられました。
コロナにはくれぐれも気をつけてください。ご自愛ください。
仕事とはいえ、学習を続けてるのはすごいわ
また成果物できたら見せてな
ただただ、職を失う可能性がいつも隣り合わせという恐怖心からきているモチベーションでございます。