先日ようやっとNetflixのこれを観ました。
どんな番組か簡単に言っちゃうと、有名なシェフのDavid Changが色んな都市を回るグルメ番組で、
第一回がバンクーバー出身のSeth Rogenとバンクーバーのうまいもの巡りをする回。
これは観ないとと思っていて、ようやく観ました。
まぁグルメ番組だからこのレストラン行ってみたいなとか参考になったんだけど、それ以上に
彼ら2人が語るバンクーバーのダイバーシティ評論が面白かったんですね。
Seth Rogenが番組中にめちゃくちゃWeedを吸うのもなかなか面白かったです。
いかにアジア人として生きやすい街なのか
David Changがアジア人ということもあってか、いかにバンクーバーにアジアの文化が融合されているかという話が多々されていました。
アメリカで育ったアジア系のDavid Changは「俺もここで生まれていたら色々違った人生だっただろうな」を連呼していました。
なんかこの発言は本当に彼の心の底から出てきた言葉のような感じがして、考えさせられました。
こないだアメリカ旅行で気づいたことそのままだった為、かなり共感しました。
カリフォルニア以外ではアジア人は圧倒的にマイノリティ。
彼もマイノリティとして生きてきたから色々感じることがあったんだろうなと思います。
そんな彼に対して、Seth Rogenが「本当にその通りだよ。ぐははははははは」というのが一連の流れとなっております。
クールでコンフィデントなアジア人
最後に入ったレストランで彼ら2人が店のスタッフと話すシーンがあります。
そのあとにSeth Rogenが言ったのが、
「彼は僕の昔の友人に似ている。CoolでConfidentなアジア人」
これを聞いて、僕はまたまたすごく共感しました。
バンクーバーで出会うアジア人は、クールで聡明な感じの人が多いです。
それでいて人当たりがものすごくいい。
なんなんでしょうかね。この無敵感は。
色んなバックグラウンドの人が当たり前にいる環境で育つとそうなるのかな。
だとすると、やっぱり英語っていう色んなバックグラウンドの人を結びつける共通言語は偉大だなと感じました。
改めて、当たり前に色んなバックグラウンドの人がすんなりとコミュニティに入れるのはすごいことだよな。と思います。
あっぱれバンクーバー。
めんど臭いダイバーシティ
けどこの心地よいダイバーシティを利用してくるやつらもいてこれは本当にめんどくさいです。
あくまで、特に意識しないでもコミュニティに属すことが出来ることが心地よいダイバーシティであって、
始めっから「ダイバーシティ!ダイバーシティ!」言われると、めんど臭いです。胡散臭いです。
例えば、以前参加した就活系のイベントで、友人と喋っていた時のことです。
すると、そのイベントのカメラマンがバシバシ僕らにカメラを向けてきたんですね。
バシバシカメラ向けてくるだけで、若干不快なのにさらに「君たち、バンクーバーを象徴している感じでいいね」と言われて写真を撮られました。
多分、アジア人の僕と、白人の友人、中東出身の友人、この三人が喋っているのがダイバーシティだと言いたいんだと思います。
僕らはただただ楽しく話していたのに、そんなことを言われるとなんかちょっとイラっとします。
このイベントは「ダイバーシティ」が売りのイベントですとかいってこの写真を利用されそうで、ただただ腹が立ちました。
こういう「ビジネスダイバーシティ」は、逆にマイノリティを感じちゃう気がして、逆効果ですよ。と伝えたいです。
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