今日の朝、出勤をすると、ボスから「タイムカード的なものを大体でいいから、エクセルで作って送っておいて」と言われました。
今まで出勤も退勤も9時”くらい”から5時”くらい”でかなりアバウトにしてきたので、急にどうしたのだろうかと思い、理由を聞いてみると、
スタートアップ支援機関に提出する用ということ。
就職先が決まった時の記事でかなりサクッと書きましたが、僕を雇ってくれた会社は、若者を雇うとその給料の一部を払ってあげるよという、中小企業向けの若者支援プログラムに参加しています。
このタイムカードがきっかけで、ちょっとこのプログラムについて調べて見たところ、おぉこれはなかなかすごいなと思ったので、まとめてみます。
中小企業向けの若者支援プログラムとは
僕が働いている会社が参加しているプログラムは、IRAP(Industrial Research Assistance Program)という中小企業の支援機関が提供しているプログラムです。
どうやら中小企業向けにメンタリングとかファンディングを行なってる機関らしいです。
政府が運営しているベンチャーキャピタルのようなイメージでしょうか。
この機関の一つのプロジェクトとして、Youth Employment Strategy Programs(通称 YESプロジェクト。本当にこう書いてありました)があり、このプロジェクトが若者の雇用支援を行なっています。
企業はどんな支援を受けられるのか
企業が若者を雇うとどんなメリットがあるのか。
話は簡単で、金です。非常にわかりやすいメリットです。
1人につき$15,000(日本円で約120万円)分の給料を支援してくれることとなります。
支援は1年間となります。
スタートアップにとって、人件費ってなるべく抑えたいところだと思うので、これはかなりでかいよなと思います。
僕の給料は、この支援金とベンチャーキャピタルの投資で成り立っています。
なんかすごい不思議な感じがします。
支援を受けられる会社の条件は、社員が500人以下の会社となっているので、意外とスタートアップだけでなく、ある程度の規模の会社でも参加できるようです。
雇用される側の条件
肝心の雇用される側の条件です。
- 年齢が15-30歳
- 大卒
- カナダの市民権もしくは永住権を持っている。または難民とみなされている
- このプログラムに参加するのが初めて
正直言って、永住権持っててよかったーと思った初めての瞬間でした。
意外と今まで何も効力がありませんでした。
まとめ
雇ってくれることになった会社以外にも、面接をしてれくれた会社でこのプログラムに参加しているところがありました。
その会社も4,5人のスタートアップ。
スタートアップへの支援が、アドバイスだけでなくて、実際に人を雇う為のお金の援助というのが、やっぱりスタートアップ企業にとってはかなり魅力的なんだろうなと思います。
スタートアップの支援と同時に若者の雇用について、具体的な策を講じるカナダ政府にあっぱれをあげたいと思います。あっぱれ!
コメント
これあれば即戦力じゃなくても雇おうかなーっていう気になるね
日本でもやってほしい
けどスタートアップへの投資とかかなり後回しにされてそうだよね日本は