僕自身大きな勘違いをしていたなと感じることですが、
日本で「海外と関わる仕事」をしていても、海外の現地就職には何の役にも立たないということです。
世の中にはかなりしっかりキャリアプランを考えて、日本で経験を積んでから海外で就職する方と、
特に海外でのキャリアについてしっかりと考えずに、海外移住という言葉が先走っちゃう僕みたいな人間がいます。
僕の場合、海外に移住することは、実際に移住する3年くらい前から徐々に考えていたのですが、具体的に海外でどうやって食って行くのかという重要なことは後回しにしていました。
こういうことをしていると、いざ海外で仕事を探そうとすると非常に苦労します。
日本にいても、「海外と関わる仕事」をしていれば、現地での就職にも役立つかなと思っていましたが、
結果的に僕は、現地での就職先探しにものすごく苦労しました。
結局、日本で海外と関わる仕事をしていても、現地企業は特に評価してくれることはないからです。
外資系での経験は役に立つのか?
考えがとても浅はかな僕は、なんとなく外資系企業で働けば、海外移住の際に役立つだろうと思って外資系企業に転職しました。
ポジションは営業でした。
結論から先に言っちゃうと、外資系企業での経験は、現地企業での就職の直接的な近道にはなりませんでした。
確かに英語のミーティングがあったり、外国人の同僚がいたり、グローバルカンパニーとはこういうことかと感じる事もありましたが、
この経験が海外で就職先を見つけるのに役立ったとは言えません。
そりゃそうです。
結局外資系と言えど、マーケットは日本なので、ポジションが営業であれば日々接するお客さんは日本人となります。
いくら日本での営業の経験が長くとも、結局コミュニケーションが鍵の業務となれば、その国の言語をネイティブで話せる人に敵うわけがありません。
これと同じことは、例えばメーカーの海外営業とか、商社マンとかでも同じことが言えるかなと思います。
いくらグローバルなマーケットで働いていた経験があっても、コミュニケーションスキルを求められる業務であれば、海外で就職したい時にネイティブに敵うわけがないからです。
(英語がネイティブ並みに喋れる場合は別ですが)
英語がまぁまぁ喋れることはスキルでも何でもない?
コミュニケーション力が求められる営業やマーケティングのポジションは、英語のスキルはほぼネイティブ同等の力が求められます。
ネイティブと同等のスキルでようやく土俵に立てるので、英語が喋れることがプラスとして評価されることはありません。
むしろ少しでも欠点があると、ネガティブな印象になるので、マイナスとしか見られません。
ということで、日本ではまぁまぁ英語が喋れる方なので、海外営業が出来ても、現地で同じ評価がされるかというと全くそんなことはありません。
むしろ「海外」と関わることを意識しない方がいい?
では、日本でキャリアを積んでから海外に移住する人の場合、どのようなキャリアを積むことを意識すればいいのか。
個人的には、特に海外と関わる業務を意識する必要はないかなと思っています。
それより、海外でも同等の評価がされるスキルを磨くことが一番かなと思います。
わかりやすい例でいうと、プログラミングです。
基本的にコードを書くことは、世界共通のスキルです。
他の職もたくさんあると思うのですが、適当なことを言えないので、ここではプログラミングを例にします。
要するに、現地でもそのまま活かせるスキルがあるとそれは大きな武器になります。
英語がまぁまぁ喋れるというのは、日本だけで通用するスキルですが、世界共通のスキルは誰がみても、この人はこういうスキルがあるというのが明確だからです。
英語はどうすればいいのか
当然海外で働く際は、英語圏の国であれば英語がマストとなりますが、仕事とは別で勉強すればいいかなと思います。
スキルがある状態で、現地のビジネスでもやっていくレベルにするには、半年もあればそのレベルに達することはできるんじゃないかなと思います。
むしろスキルがすでにあれば、あとは英語だけに集中すればいいので、話は簡単です。
英語と比べて、ビジネスで通用するスキルを身につけるのはもっと時間がかかるかなと思います。
コメント
バンクーバーにもweworkってある?
なんかそういう日本でも話題のベンチャー界隈の話が聞いてみたい!
いまWework使ってるよ。
若者がメラメラしてる
お!weworkで仕事してるんか!
やっぱそういうギラギラしたやつがいるのか〜楽しそう