今回は、カナダの就職事情に関連して、フリーランスについてです。
この記事を書こうと思ったのは先日こんな記事を見かけたからです。
北米ではあと3年で50%がフリーランスに!?急増の理由から学べること
この記事によると、カナダでは2020年には労働人口の45%がフリーランスになるということなんですね。
確かにカナダに来てからフリーランスという働き方をよく耳にするなぁと思いました。
僕が受講していたマーケティングのコースでも数人フリーランスとして働いている人がいました。
そんなこともあり、なぜカナダではこんなにフリーランスが多いのかと考てみました。
スキルがないと仕事が見つからないから
これは大学を卒業したばかりの人など、比較的若い人に当てはまるかなと思うんですが、
会社で自分のやりたい仕事をする為に、フリーランスでスキルを磨くパターンがあるかなと
思います。
僕のクラスメイトも多分こういった理由でフリーランスを行なっているようです。
以前の記事でも書きましたが、カナダでは新卒採用は存在しない為、即戦力となることが証明できる
スキルがないと職を見つけることができません。
※その以前の記事はこちら
実際にWebで会社に応募する時に、ポートフォリオなどを添付する項目をよく見かけます。
「会社生活が嫌だー」っていうところからフリーランスになるというよりかは、
会社に自分のスキルをアピールする為に、フリーランスで実践的なスキルを身につけるパターンと
いうことです。
勉強・準備の時間を確保できるから
フリーランスと言っても独立してそれだけで食べている人も、会社に所属しながら
副業としていろんなプロジェクトを行なっている人もいると思います。
ただし、そもそもフリーランスとして、副業を始めようとしても、
8時に出社して21:00に退社するような生活を送っていたら、なかなか行動を起こすのは
難しいかと思うんですよね。
その点、カナダでは自分の時間を確保することができます。
僕は8:30に家を出て、17:15分頃には家についています。
周りの通勤してる人とかみていても結構こんな感じの生活リズムの人は多いです。
そうすると、ものすごい自分の時間があることに気づきます。
さすがの僕でも何かしようという気になります。さすがの僕でも。
こういう時間にみんな勉強して独立の準備をしているのかなと思います。
現にカナダでは社会人が通うビジネスコースがかなり充実しています。
徐々に副業として初めて
軌道に乗ったら、本格的にフリーランスとして独立とかを考え出しているのかなと思います。
しっかりと準備できる時間があるっていうのもカナダにフリーランスが多いことに
影響しているんじゃないかなと感じています。
そもそも1つの会社にずっといるという意識がないから
カナダで感じるのは、本当に転職が日常茶飯事に行われるということです。
会社に対して情を持たないというか、新しいチャンスがあればみんなすぐにそっちに移ります。
- 給料が上がる
- 環境がよくなる
「こんないいことがあるのに、なんでそのチャンスをものにしないんだよ」という
メンタリティーです。
このメンタリティーがあるので、突き詰めれば、
お金もある程度稼げる見込みができて、
生活に自由が生まれると考えれば、
次は転職ではなくて、フリーランスになろうという風に考えるということも頷けます。
まとめ
- 就職時に目に見えるスキルが求められる為
- 勉強時間・準備時間がしっかり確保できる為
- キャリアチェンジが盛んな為
この3つの理由が組み合わさって、フリーランスが多くなってると思います。
結局のところ、やっぱりみんな自由になりたいんじゃないかなと思います。
当然フリーランスになったからって大変なことはたくさんあると思うんですけど
働く場所も時間もかなり生活に自由が生まれると思います。
まぁただその自由を勝ち取る為には、スキルが必要ですよっていうのが、
就活の時からわかりやすくできているのが、カナダなんじゃないかなと思います。
そういうシステムになってると、必然的にみんな継続的に勉強する意識を持つので
非常にいいことでもあるなと感じました。
現場からは以上です。
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よろしくお願い致します。
コメント
自分のスキルっていうものを意識するチャンスって、日本だとあんまりないよなあ(実感
まぁうきおじさんは意識高い系なので、十分です。今のままで
高い系でなんやねん。高いねん。
[…] […]