今回は現在通っている大学生活で日々日々ふつふつと感じているカナダと日本との違いについてです。
その違いとは、圧倒的なアウトプット量です。
日本の大学との大きなギャップは
- ほぼ毎授業でグループワークがあること
- ほぼ毎授業で課題が課されて、プレゼンを行うこと
です。
日本の大学が特殊なのかも
僕はド文系でゼミにも入らず、なんとなく卒業できてしまったタイプの大学生活を送っていたので、
より強く日本の大学とカナダの大学のギャップを感じるのかもしれないなぁと思っていました。
ただ「やっぱり、日本の大学ってなんか海外と違うんだな」
っていうことに気付かされたエピソードがあります。
それは、日本の大学に留学していたカナダ人に出会って、日本の生活について話を聞いた時のことです。
彼女は「正直日本の大学には悪い意味でとても衝撃を受けた」と話してくれました。
・授業は基本的に教授が話しているのを聞いているだけ。
・90分間教授以外が全く発言しないことが多い。
・グループに分かれてプレゼンをすることもない。
・そもそもプレゼンの課題が全くない。
・期末に論文とかテストがあってそれで終わり。
「これって別に本とか読んだり、ググれば同じ結果になるんじゃない?」
となかなか厳しいコメントを頂きました。
(ちなみに彼女が留学していた大学はとても優秀で有名な大学です)
アウトプットしないで、話だけ聞いて大学生活終わって、そのまま就職するっていうのもなかなかすごいよねって話もしてくれました。
この辺で僕は、何も言い返せなくなってました。図星過ぎてたじたじです。
そもそもビジネスに直結してない
それではなんでカナダの大学でこんなにグループワークが多く、プレゼンする回数が多いのか。
それには二つ大きな理由がある気がします。
一つ目は、アウトプットしないと自分のものにならないから。
そして二つ目は、ビジネスの場を想定すると日々そういう力が求められるから。
と考えられます。
いざ会社で働くと、色んな人と関わって仕事を動かさないといけません。
そして時には、グループで結論をまとめて短時間で資料をまとめたりしないといけません。
そういうチームスキル、アウトプット力を養う為に、大学でもこのような授業形式が多いのだと思います。
実際、カナダ人学生はグループワークの手際が半端なくいいです。
すぐにgoogledoc を開いてブレインストーミング的なのが始まります。
そしてサクッとアイデア出しが終わらせると、今度はgoogle slideでタイトルとサブタイトルが埋まって、あっさりと枠組みが出来上がります。
そこからさらに情報が増えていって、同時にデザインを整えている人が現れます。
30分もするとめちゃくちゃ内容の濃い、かっこいいスライドが出来上がっています。
確かに社会に出て求められる力ってこういう手際と発信力ですよね。
知識が多いとかあまり必要とされない力だと思います。ましてやググればなんでも分かるし。
日本人の僕にとってのメリット
で、当然僕もこういうアウトプット力が上がってきているかなと思います。
しかも僕の場合は、この授業スタイルが英語力向上に影響して一石二鳥感があります。
グループワーク+プレゼンとなると、もうリスニング力も上がるし、スピーキング力も上がるし、相手に伝える力も上がります。
英語力を上げる為に留学をする為には、まず語学学校に行ってっていうケースが多いけど、
個人的にはある程度分かるようになれば、無理してでも大学に行って無理やりアウトプットしないといけない環境に身を置くことが一番英語力アップするのではと思います。
まずは自分が年内で爆裂に英語力アップしたなと感じることができればもっと説得力ある記事が書けると思うので、精進致します。
現場からは以上です。
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